MTとAT限定のどっちを取るのがいいのだろう?なにか目安があればいいのになぁ。
そんな疑問にお答えします。いつの間にか親がMT免許で申し込みをしてしまい、ミッション操作に苦労することになった、という話はよく聞きますね。
ここでは実際にMTとAT限定のどちらが自分に必要なのかを判断するポイントをまとめていますので参考にされてください。
MTとAT限定を迷った時のチェックポイントは4つだけ!
- 大型のトラックやタクシーを運転したい
- 農家などで、軽トラを運転する可能性がある
- クルマに関係する業界(カーディーラーなど)に就職予定
- バイクに興味があり、二輪免許を取りたい
MT免許とAT限定免許を迷ったときにチェックすべきポイントはこの4つとなります。
このチェックリストに当てはまるものがない人は、MT免許を取得したとしても運転する機会がない可能性が高いです。つまり、このリストに当てはまらない人はAT限定で問題ないと言えるでしょう。
無理にMT免許を取るのは「もったいない」とされる理由3つ
でもとりあえずMT免許をとっておけばいいじゃん。
と思う人もいるかもしれません。そんな人のために、必要ないのにMT免許を取得するのは「もったいない」とされる3つの理由について紹介します。
1. MTはAT限定に比べ教習時限が3時限長い
MT免許とAT限定免許の教習時間の差について比較してみましょう。
- 第一段階:技能15時限、学科10時限
- 第二段階:技能19時限、学科16時限
- 合計:技能34時限、学科26時限
これをみると、技能のみが普通MT免許のほうが3時限長く設定されていることがわかります。そのため、多くの自動車学校でAT限定コースより、MTコースのほうが料金が高く設定されています。(1,2万円は高いことが多い)
つまり安価に運転免許を取りたい場合はAT限定にした方が良い、ということがわかります。
2. MT車の運転はAT限定より難しい
ギアの切替えと単純にいっても、足でのクラッチ操作や左手でのギアチェンジ、それと同時に目視やハンドル操作などやることがたくさん。初めて運転する人には非常に難易度が高いといえますね。
MT免許の教習中にAT車に乗る機会は何回かあるのです。ミッションの操作に苦労している人はそのときに「AT限定、すごく簡単じゃない?」と衝撃を受ける人も少なくありません。
3. 免許取得後にMT免許にすることもできる
AT限定免許を取得し、数年後にミッション車を運転する必要が出てきたとしましょう。
その時は、若干費用と時間がかかるけれどAT限定免許→普通MT免許にすることもできるんですね。わざわざ最初から取りなおす必要はないんです。
気になる人は「AT限定解除」というコースについて教習所に問い合わせをしてみてください。
技能4時限、学科必要なし
※技能教習を最低4時限の後に試験の合格者ならばOK。また限定解除コースの場合は、交通センターに行かずに、警察署での手続きが必要となります。
3分でわかる!「AT限定解除コース」の内容や手続きについて詳しく
まとめ:基本的にはAT限定で問題なし
昔はAT限定免許なんてかっこ悪い!みたいな風潮もありましたが、最近はそういう雰囲気もほとんどいなくなりました。
必要ないものは必要ないということでいいのではないでしょうか。最初にあげたチェックポイントを確認しながら、よく考えて自分に合った免許を選択されてみて下さいね!
コメント