普通車の運転免許を取るための流れ~申込から本試験まで

普通免許 取る 流れ普通車の免許
この記事は約8分で読めます。

この記事でわかること

まだ運転免許を持っていない人が自動車学校で普通免許を取るまでの流れについて詳しく説明しています。入校申し込みから免許取得まで、意外とその道のりは長い・・。

普通自動車免許、いわゆる乗用車を運転できる免許です。就職活動の際の必須条件とされている場合も少なくありません。学生のうちに取得しておきたい免許といえます。

スポンサーリンク

「指定校卒」と「一発試験」

普通免許を取得するためには以下の2つの方法があります。

普通免許を取る2つの方法
  1. 指定校卒・・・自動車学校を卒業してから、免許試験場に行く方法
  2. 一発試験・・・最初から免許試験場に行く方法

1はいわゆる自動車学校に通って自動車の操作方法や知識について学び、卒業後に普通免許を取得するコースとなります。2は俗に一発試験などとも呼ばれ、独学で自動車の運転について勉強し、最初から免許試験場で受験する方法となります。

一発試験の難易度は高く、合格する人は少ないです。では1と2の免許の取り方ではどちらを選択する人が多いのでしょうか。

運転免許なんでもQ&A管理人
 

公安委員会の統計資料を見ると、普通免許取得者の約98%が①の教習所を通ってからの免許取得となっています。

公安委員会に認められた教習所(指定自動車教習所)を卒業すると、本免許試験の中の技能試験(運転の試験)が免除されます。そのメリットが大きいため、ほとんどの人は自動車学校に通って免許を取得すると考えてよいでしょう。

ここからは自動車学校に通って普通免許を取得する流れについて説明していきます。

普通免許取得までの流れ【入校前】

普通免許の適性条件を確認

適性 視力

まずは普通免許を取得するための適性条件を確認しておきましょう。

適性条件【普通免許】
年齢・・・・・満18歳以上
視力・・・・・片目で0.3以上かつ両目で0.7以上
聴力・・・・・両耳の聴力が10mの距離で90デシベル
運動能力・・・四肢の運動能力が確認できること

普通免許を取得できるのは18歳以上となっています。ではどのタイミングで誕生日を迎えている必要があるのでしょうか?

18歳になっている必要があるのは仮免許試験の受験日となります。つまり17歳でも自動車学校に入ることができるのです。

あまり誕生日より早く入校を希望すると断られる場合があります。誕生日の1、2ヶ月前くらいが良いでしょう。

その他の適性条件(視力や運動能力)については特筆すべきところはありません。ただ眼鏡を忘れてしまったりすると、入校できませんので注意しましょう。

自動車学校は「通学」か「合宿」か

普通免許を取るために通う自動車学校を選ぶ必要があります。

決めておきたいポイントは一つ。

管理人

通学制合宿制のどちらを選ぶのか?

自動車学校は大きく分けて通学制と合宿制になっており、それぞれの特徴を挙げると

通学制
  • 料金は地域によって差がある
  • 卒業までの期間は1、2ヶ月
  • 仕事や学校と並行して進めることができる
合宿制
  • 料金は全国から最安値を探すことができる
  • 卒業までの期間は2~3週間
  • 最短で安く免許が取得できる

通学制と合宿制のどちらを選んだらいいか、というのは今から普通免許を取得する人にとって非常に頭を悩ませる問題になります。

\\通学・合宿について詳しく知りたいひとは//

自動車学校に「入校の申し込み」を行う

通いたい自動車学校が決定したら、入校の申込みをしてみましょう。

申し込み方法は各自動車教習所によって異なりますが、

  • 窓口での申し込み
  • FAXでの申し込み
  • インターネットでの申し込み

などから申し込みをするのが一般的です。

入校の申し込みの際に準備しておきたいものは以下となります。

自動車学校の申し込みの際に準備しておきたいもの
  • 住民票の写し
    (本人のみ、本籍地が記載でマイナンバーは省略)
  • 印鑑
  • 学生証または身分証明書
  • 運転免許証(他の運転免許を持っている場合)

未成年者の場合は保護者の同意が必要になります。申し込みの際には保護者を一緒に連れて行った方が手続きは楽かもしれません。

また教習料金は20万~30万円以上と高額なため、クレジットカードやローンといった支払方法を準備している自動車学校も多くあります。

実際の申し込み方法は各自動車学校によって異なりますので、もし分割を希望する場合には事前に電話で確認しておくとスムーズですね。

入校日は決まっていることが多いため、ホームページ等で事前に確認しておきましょう。

普通免許取得までの流れ【入校から〜卒業まで】

入校初日(入校式)

入校初日には下記のような内容を行います。

入校式の流れ(2~3時間程度)
  1. 適性検査
  2. 写真撮影
  3. 運転適性検査(K型・OD式)
  4. 自動車学校についての説明
  5. 教程1(学科教習)
入校式の流れ
  • step1
    適性検査

    視力・聴力・運動能力などの検査を行います。条件が合わなければ入所できませんので、眼鏡やコンタクトが必要な人は忘れずに準備して行きましょう。

  • Step2
    写真撮影

    顔写真を撮影します。仮免許証や卒業証明書などにも使用されます。自動車学校によっては自分で証明写真を準備していく必要があります。

  • Step3
    運転適性検査(K型・OD式)

    30~40分程度の安全運転適性検査と呼ばれるものを行います。担当教官を決めるための材料となる場合もあります。

    自動車学校によってK型とOD式のいずれかを行っています。

  • Step4
    自動車学校の説明

    自動車学校の説明です。施設の案内、担当教官との顔合わせの挨拶などがあります。

  • Step5
    教程1(学科教習)

    教程1を受けます。この教程1(運転者の心得)を受講しないと他の教習を始めることができないため、ほとんどの自動車学校が入校日に学科1をセットで実施しています。

第一段階(仮免許の取得まで)

第一段階は運転の基本を学んでいくことになります。第一段階は、仮免許証がないため、運転は全て自動車学校コース内で行います。

教習の規定時限数は以下となります。

普通(MT)の第一段階
  • 技能(15時限)
  • 学科(10時限)
普通(AT)の第一段階
  • 技能(12時限)
  • 学科(10時限)

技能(運転)教習の進め方は

  • 担当教官を打ち合わせして時間を決める
  • ネット等で自分で好きな時間を予約する
  • 教習所が最初に設定したスケジュール通りに行う

など、自動車学校やコースによってさまざまです。

学科(勉強)教習は小学校や中学校のように時間割(学科予定表)が設定してあり、その時間に教習所に行って受講する、というやり方が多いようです。ある程度は自分が受ける必要のある番号を把握して受講する必要があります。

学科は1~10の番号を全て受講する必要がありますが、順序は関係ない(5や8の学科を先に受講しても問題ない)ので受けられる時間はどんどん受けていきましょう。

技能(運転)教習の最後の時間はみきわめ教習となり、修了検定(仮免許を取得するための運転の試験です)を受けてよいかをみきわめる時間になります。

一段階の技能教習(普通MT)
  • 車の乗り降りと運転姿勢
  • 自動車の機構と運転装置の取り扱い
  • 発進と速度、速度の調節
  • 走行位置と進路
  • 時機をとらえた発進と加速
  • 目標に合わせた停止
  • カーブや曲がり角の走行
  • 坂道の走行、後退、狭路走行
  • 通行位置の選択と進路変更
  • 障害物への対応
  • 標識・表示に従った走行
  • 信号に従った走行交差点の通行(直進・左折・右折)
  • 見通しの悪い交差点の通行
  • 踏切の通過
  • オートマチック車の運転、急加速と急発進時の措置

仮免許試験

第一段階を終了すると、仮免許試験(修了検定、学科試験)を受けることになります。仮免許試験当日の流れは以下のようになっています。

仮免許試験当日の流れ
  • Step1
    修了検定

    自動車学校のコースを使って行う運転の試験となります。助手席には試験官である検定員、後部座席には同乗者を載せて試験を行います。

  • Step2
    適性試験

    視力検査等を行います。

  • Step3
    仮免許学科試験

    ○×の二択問題で、50問中45問以上の正解で合格となります。9割がボーダーラインのため、簡単ではありませんが勉強すれば問題なく合格が可能です。

  • Step4
    仮免許証の交付

    警察署で仮免許が発行されます。土日祝の試験の場合は発行は後日となります。

第二段階(仮免許の取得~卒業まで)

第二段階は応用運転となり、主に一般道路で運転をしていきます。

規定の時間数は普通MT、AT限定ともに同じで、技能:19時限 学科16時限となっています。

技能教習では高速道路の運転などの特殊な教習も出てきたり、学科でも応急救護処置タイヤ交換の実習などの実践的なものが出てきます。

免許を取った後にも役立つため、よく覚えておきましょう。

一般道の運転が怖い・・、と慣れない内は明るい時間帯の教習を希望しましょう。昼の方が視界が広く運転がやりやすいといえます。
二段階の技能教習(普通MT)
  • 路上運転に当たっての注意と準備
  • 交通の流れに合わせた走行
  • 適切な通行位置、進路変更
  • 信号、標識・標示などに従った運転
  • 交差点の通行
  • 歩行者等の保護
  • 道路及び交通の状況に合わせた運転
  • 駐停車
  • 方向変換及び縦列駐車
  • 急ブレーキ
  • 自主経路設定
  • 危険を予測した運転
  • 高速道路での運転
  • 特別項目

卒業検定

第二段階を全て修了すると、卒業検定を受けることができます。

卒業検定

運転技能の試験、一般道での運転が主になってきます。修了検定と同じく、隣に検定員(試験官)と後ろに同乗者を乗せて運転することになります。

卒業検定に合格すると、晴れて教習所は卒業となります。教えてもらった教官や自動車学校に名残を惜しみつつ、本試験の準備をしていきましょう。

普通免許取得までの流れ【本免許試験】

本免許試験の受験

自動車学校の卒業後は、住所地の県にある運転免許試験場に本免許試験を受けにいきましょう。

本試験:100点中90点以上で合格

試験場で本試験に合格すると当日中に運転免許証が交付されます。初心者のドライバーとして、事故や違反を起こさないように頑張りましょう。

土日祝日は免許試験は行っておらず、試験日も受付時間が決まっているため事前によく確認しておいてください。

コメント