教習所にもう行きたくない・・。
と悩んでいる人は意外と少なくありません。
今回はそんな「教習所に行きたくない」と悩む原因とその解決法についてまとめています。
教習所に行きたくない原因がわかれば、その解決もできるかもしれません。
「教習所に行きたくない」時のよくある原因とその解決方法
運転が上手くできない(特にミッション車)
「運転がうまくできない」悩みは多い。
運転の教習、特にMTの運転はやっぱり難しいです。
よく考えてみてください。
両手でハンドルを握り、右足はアクセルorブレーキ、左足はクラッチ操作、さらに左手はギアチェンジも行い、頭は目視も行わないといけない。
ミッション車の運転って結構大変なんです。。
特に教習を始めた最初の方では、想像以上に難しく全然できる気がしないという人も多いです。そして運転に対するテンションがどんどん下がって行くわけです。
「運転がうまくできない」が原因の場合の解決法
「運転がうまくできない」悩みが教習所に行きたくない原因となっている場合には、まず慣れることが一番の対処方法ではないかと思います。
クルマの運転にもやはり慣れが必要で、コツを掴みさえすればそれまで出来なかったのが嘘のようにできるようになってきます。
実際に補習教習が行われるのは1段階の前半がほとんどで、仮免取得後の2段階に補習になることは稀になってきます。最初のうちにとにかく頑張っておけばなんとかなる!可能性は高いですね。
それでもやっぱり難しい、もう教習所行きたくない・・。
という場合は、AT限定免許へコースを変更することも検討しましょう。
MTの免許に比べると圧倒的にやりやすく教習を行えると思います。以下の「MTが必要かどうかのチェック」をしてみて下さい。
- 就職先でMTの車を使用する可能性
- 実家に軽トラがあり、動かさないといけない
- 将来的にはトラックの免許を取りたい
- 将来的にはバイクに乗ってみたい
このような理由がない限りは、AT限定の免許で事足りると思います。
MTの教習で辛い思いをして免許にならないくらいならば、いっそAT限定に変えてみましょう。
補習が出るのは最初だけ。どうしても難しければAT限定への教習移行も視野に入れてみて。
教官が合わない、厳しすぎる
教官と性格が合わず、技能教習に行きたくない
- 教官が厳しい
- 教官と反りが合わない
- 教官がちゃんと教えてくれない
という問題は昔からあります。
最近では褒めちぎる教習所も有名になっていますが、逆にそれがピックアップされる位、教官が褒めることは珍しい。ということにもなりますね。
頑張っているのに怒鳴られた。
教官の機嫌がずっと悪く、無言のままだった。
などの話はSNSでも見かけることがありますね。
「教官と合わない」場合の解決法
ではどういった場合に教官は生徒に厳しく当たるようになるのでしょうか?
これは実際の教官が話していたセリフですが、
下手なのは我慢できる、やる気がないのは我慢できない。
というのが教官の本音のようです。(下手なのも我慢できていないかもしれませんが・・)
ここでよく教官が好むといわれる教習生のポイントとしては
- 挨拶や返事をきちんとする
- 指示された通りにやろうとする
- 前回教えたことを覚えている
- 教習時間以外でもイメトレをしている
というようなことが挙げられます。
教習の際にこういったポイントを意識してみると教官の対応も変わって来るかもしれません。
逆にこれらを意識しても変わらない、どうみても担当教官の方に問題があると思えば、いっそのこと自動車教習所の責任者に直訴して担当教官を変更してもらうのが一番です。
でもなんか気まずくないですか・・?
いえいえ、たくさん教官がいる大きい教習所なら担当が変わってしまえば会う機会はほとんどありませんし、小さい教習所でも心配することはありません。
「担当を変えて下さい」といわれる教官はだいたい同じ人ですので。
担当教官も気にしません。下手すると「反りが合わないから、担当変わってもらってよかった」くらいに思う程度かもしれません。
仮免許学科試験に合格できない
仮免許の学科試験が難しく、合格できずに教習所に行きづらくなった。という人もいますね。運転免許の学科試験は非常に特殊です。
勉強すれば誰でも通るけれど、勉強しなければ通らない。
ような印象です。よく考えてみて下さい。あなたの周りの車を運転している人は全員が学科試験に合格しているのです。高校受験や大学受験などの一部の人しか通らないものとは違います。必ず全員合格しているのです。
合格しない人はただ、勉強量が足りないのです。最近はテキストの問題集だけでなく、パソコンやスマホから簡単に問題が受けられる、勉強ができるというものもあります。
ポイントとしてはとにかく数をこなしましょう。仮免許学科試験は50点中45点が合格点です。模擬テスト(効果測定)で47点以上を毎回取れるくらいまで数をこなせば不合格ということはないでしょう。
知り合いや友人がおらず、通いづらい
どんな時でも待ち時間というのは手持ち無沙汰なものです。
スマホを触っていても、周りで仲のいいグループなどが楽しく教習の空き時間を過ごしていれば嫌な気分になることもあると思います。
1つ目の解決方法は、友人を作る場所として自動車教習所を考えることです。
教習所は皆、「免許を取得する」という目標で通っています。同じ目的、同じ教習を受けていれば当然話題も事欠きません。今まであまり親しくなかったグループなどにも入るチャンスかもしれませんね。
2つ目の解決方法は、すぐに卒業することです。
気まずい場所にずっといるので行きたくなくなる訳で、気まずい教習所からはサッサと卒業してしまう方が楽かもしれません。
教習所によっては追加料金を支払うことで短期で卒業できるコースなども設定されています。途中からコース変更できないか聞いてみましょう。
「自動車教習所に行きたくない」原因のまとめ
いかがでしょうか。自動車教習所に行きたくない、といわれる際の理由として良く挙げられるものをピックアップしてみました。
その「よくある」理由をまとめてみると、
- 教官と合わない
- 学科試験に合格できない
- 友人がおらず、気まずい
というどの理由も絶対に解決できない、というほど難しい問題ではないです。
しかし当の本人からすると、
もう絶対に教習所に行きたくない・・。
と思ってしまうものですね。実際にはどれだけ教習所が辛くても、卒業してしまえばどうということはありません。
せっかく数十万支払って通っている自動車教習所、何も免許を取得できないまま退校ではやっぱり勿体無いですね。
なんとか頑張って早く卒業してしまいましょう。
それでもどうしても「自動車教習所に行きたくない」という人は以下の記事も参考になるかも。
コメント
コメント一覧 (1件)
昔、揉めた事があって、公安委員会指定の教習所でしたので、
公安委員会HPのご意見の所に苦情を記述しました。
2日後に、運転免許試験場にある「運転免許課・指定教習所係」の方から電話が来て、「(教習員を)どう処罰しますか?」と問うてきました。
そんな簡単に処罰ができるのか…と2秒間ほど絶句しまして、
「親切にしてくれればいいのですが…」と回答したのを今でも思い出します。
自分で思っていたのと真逆でしたので、
元締めである公安委員会HPのご意見の所に苦情を記述したのですが、
ここまでしなきゃ駄目なのか、と思いました。