この記事では仮免許証を持っている人が、個人練習をすることをおススメしない3つの理由について書いています。
この記事を見ているみなさんはおそらく仮免許証を持っているのでしょう。そうすれば一定の条件を満たせば、すでに一般道でも運転をすることは可能です。
しかし、ちょっと待ってください。仮免許証の条件がわからず知らないうちに違反をしたり、事故を起こしてしまっては元も子もありませんよ。
仮免許証での個人練習をおススメしない3つの理由
個人で練習する意味があまりない
個人練習をする理由は、やはり「運転がうまくなりたい」「試験に一発で受かりたい」が多いでしょう。
しかし運転の試験は当然ですがシビアなものです。個人練習のときに助手席に乗っている人(3年以上の免許経歴を持っている人)は、試験に合格できるための合図を出し始める位置や、目視のタイミングなどをアドバイスできるでしょうか。
せっかく様々な条件を満たして、仮免許証での個人練習をしてもあまり意味がない可能性は高いですね。
一般の車には補助ブレーキがない
教習車両と一般の車では装備が違います。その中でも一番の違いは一般の車には補助ブレーキが無いことです。
もしあなたが誤ってアクセルを強く踏んでしまったりしたときに、助手席に乗っている人は静止することができるでしょうか?
自動車学校の教官は緊急時には補助ブレーキ、助手席からハンドルを取るなどの回避行動を行えるように練習しています。
事故や違反の際のリスクが大きすぎる
仮免許練習中での事故や違反のリスクが大きすぎます。例えば仮免許練習中プレートを掲げていなくても違反になりますし、スピード違反や事故を起こしてしまえば仮免許取り消しも十分ありえます。
教習所に通っている人で仮免許取り消しになれば、退校処分の可能性も。運よく退校にはならなくてもまた規定の補習教習を受けて仮免許を取り直す必要も出てきます。
また仮免許練習中の事故で自動車保険の適用が可能かどうかもリスクの一つです。親や兄弟ならばその人の自動車保険でもしもの利用が可能かもしれませんが、友人や会社の車ならば、使えない可能性も高いですね。
仮免許証で一般道を運転する条件
ここまで仮免許証での個人練習をおススメしない理由を紹介しました。ただ一発試験を受ける人や、仮免許を取って期間が空いたなどの理由で
やっぱり個人練習したいなぁ。
と考える人もいると思います。そんな人のために仮免許証で一般道で練習をする条件も挙げておきます。
運転歴が3年以上の者を助手席に同乗させる
次のいずれかにあてはまる人を助手席に乗せるのが条件となっています。
いずれもその助手席に乗せる人が練習時点で免許停止中などではないというのも条件となっています。
この条件に当てはまる人を探すのは簡単です。親か知り合いに頼めば通算3年以上免許を持っているという人はたくさんいるはずですからね。
仮免許練習中プレートを車両の前後に付ける
仮免許練習中プレートの条件は意外と厳しいです。ただ仮免許練習中と書いておけば良いというものではなく、掲示するプレートに細かい規定があります。
また掲げる位置にも細かい規定があるため、プレートは地上より0.4m以上1.2m以下の場所に掲示する必要があります。
位置の規定を満たしてもライトや屋根などを隠すような場所は不可となりますので、合わせてご注意ください。
お手製の紙やダンボールなどでこの仮免許練習中プレートを作成しているのを見たことがありますが、もし風で飛んだりしても違反となります。
仮免許練習中プレートを自分で作るのは大変です。お店では見かけませんが、Amazonでは販売もしているので、必要ならば購入することをおすすめします。
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