大型二輪免許を取るための流れ【費用・期間・注意点】

大型二輪免許は二輪免許の中で最上位の免許となっており、バイク乗りにとって非常に人気が高く、憧れの免許となります。

大型二輪免許を持っていれば全てのバイクに乗ることが可能ですね。最初の内は普通二輪(中型バイク)に満足していた人も、バイクに乗り続けていると

もっと大きいバイクに乗ってみたいなぁ。

という気持ちになる場合も多いようです。

そんなバイク乗り憧れの「大型二輪免許」を自動車教習所で取るまでの流れについて紹介していきます。

目次

自動車学校で「大型二輪免許」を取るまでの流れ

大型二輪免許を取るための適性条件

大型二輪 適性条件

まず大型二輪免許の適性条件について確認してみましょう。

適性条件(大型二輪免許)

年齢・・・・・満18歳以上
視力・・・・・片目で0.3以上かつ両目で0.7以上
運動能力・・・四肢の運動能力が確認できること

年齢以外の点は普通二輪免許と同じとなっています。

(普通二輪:16歳以上、大型二輪:18歳以上)

また普通免許の適性条件から聴力が免除されている分、適性条件は低く設定されているといえます。

普通二輪免許を持っていれば、適性条件を気にする必要は特にありませんね。

持っている免許で異なる「大型二輪免許の取得コース」

大型二輪免許は

  1. 普通免許を所持
  2. 普通二輪免許を所持

と現在持っている免許で教習コースの内容や料金が変わります。教習時間は

普通免許のみ所持
  • 技能:31時限
  • 学科:1時限
普通二輪免許を所持
  • 技能:17時限
  • 学科:なし

となり、普通二輪免許所持の人は短い時間数で大型二輪を取得することができます。

これ以外にも小型二輪免許持ち→大型二輪免許や、普通二輪AT持ち→大型二輪免許など、細かく分けると様々な取得コースが存在します。

教習の時限が多い=教習料金も高くなるので、普通免許持ちに比べ普通二輪免許を持っている人のほうが安く、早く大型二輪免許を取得できるということになります。

ちなみに普通免許→大型二輪免許のコースを設定していない(必ず普通二輪を先に取得させる)という自動車学校もあります。

大型二輪免許で入校する前の「準備物」

大型二輪 準備

バイクの教習はクルマに比べると事前の準備が必要になります。

バイクの教習を受ける際に「準備しておきたい」もの
  • 長袖、長ズボン
  • 二輪用ヘルメット
  • 二輪用グローブ
  • 二輪用シューズ
  • 雨天時のカッパ

ヘルメットやグローブは有料で貸し出しだったり、インナーキャップは窓口で販売していることもあるので注意しましょう。

教習生に準備をお願いしているところもあるので、入校の申し込みの前によく確認していた方がいい部分です。

季節関係なく二輪は汗をかく可能性が高い(特に夏はすごい)ので、衛生面から考えても自分でヘルメットやグローブは準備したほうがいいと思います。

免許を取ってからお気に入りのバイクとおそろいで揃えたい・・!って人も、練習用と割り切って事前に安いものを買う方がおススメといえます。

入校前の「心構え」

また二輪免許は心の準備も必要になります。

補習教習が発生するかは運転適性によるところが多いため、取得までの時間・費用は人によって全く変わってきます。

絶対に大型二輪免許をとるぞ!

補習や検定に落ちる割合は普通免許と比べると高いです。

大型二輪の入校申し込み方法

大型二輪の入校申し込みに必要なものは以下となります。事前の申し込みが必要なことがほとんどです。早めに申し込みましょう。

入校申し込みに必要なもの
  • 入校申込書
  • 免許証の両面コピー
  • 教習料金

※自動車学校によっては証明写真が必要なこともあります。

大型二輪の教習のポイント

大型二輪の教習も普通免許と同じく第一段階(基本走行)と第二段階(応用走行)に分かれています。第一段階では1日2時限まで、第二段階では1日3時限までの教習を受けることができます。

事前に確認しておきたいポイント(二輪編)

大型二輪免許で自動車学校に通う前に以下の点をチェックしておきましょう。

二輪の申し込み前のチェックポイント
  1. 二輪専用コースがあるか
  2. ヘルメットやグローブの貸し出し制度
  3. 着替える場所やシャワー室などの設備
  4. 補習や再試験料などのサービス制度
  5. 土日の卒業検定の実施

二輪専用コースがあるか

二輪の専用コースを持っている自動車学校があります。(都会に多い?)

専用コースではバイクしか走っておらず、安心して教習を受けることができます。

二輪専用コースがない場合、教習車両(下手すると高齢者講習やトラック)が走っているコースで最初から教習していくことになります。

専用コースを持っているところでは、最初のうちは専用コース、慣れてくると四輪と同じコースと段階的にしている場合もあります。

ヘルメットやグローブの貸し出し制度

ヘルメットやグローブは貸し出ししている自動車学校も多いです。貸し出しがなければ必然的に自分で準備しないといけないので、

バイクを手に入れるために少しでも節約!

という人はよくチェックしておきましょう。

着替える場所やシャワー室などの設備

仕事帰りに二輪免許を取りたい!と考える人にとっては、着替える場所があるかないかというのは大きな差となります。

着替える場所がない教習所では自分の車の中で着替える羽目になるかもしれません。女性ライダー志望の方もよく確認したい部分です。

補習や再試験料などのサービス制度

やっぱり難しい二輪の教習。補習や不合格になった後に追加料金がどれくらいかかるかも事前に確認したいです。

土日の卒業検定の実施

仕事や学校に行きながらバイクの免許を取るぞ!

という人も少なくありません。ただ自動車学校の検定(試験)は日中しか行っていません。

平日休みの人は休んで検定を受けにいかなくて済むようによく確認しておきましょう。

平日しか検定がない自動車学校に通ってしまうと、卒業後の免許試験場に行くのも平日になるため、合計2回平日に休まないといけない可能性が出てきます。

バイクの教習料金が安いのには理由(ワケ)がある・・!?

大型二輪 料金

大型自動二輪の免許の教習料金(普通自動二輪持ち)は、だいたい¥40,000~¥100,000くらいのイメージです。

ちょっと価格差が広がりすぎじゃないですか。

そう、バイクの教習料金ってめちゃくちゃ価格差があるんです。

この理由には忙しい時期や平日限定、日中限定などのプランによる価格の差もありますが、

大型自動二輪の教習は複数の教習生で同時にできる!

ということが大きな原因となっています。

これは条件(教習の内容や、専用コースなど)によって異なりますが、条件さえ揃っていれば1人の二輪教官で最大3人までの教習生を教えることができるんですね。

一度にできる教習生の人数が違うため、地方に比べて都会や合宿の料金が非常に安い
という場合もあります。

少しでも安く、早く二輪免許を取得したいという人は、複数教習を行なっている都会や合宿の自動車学校がおすすめだと言えますね。

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