【費用は?】いきなり「大型二輪免許」を薦める4つの理由【難しい?】

大型自動二輪免許、バイクなら大きさの制限がないバイクの最上位免許です。

どうせ乗るなら大きなバイクに乗りたいな・・。

と思っている人ならば最終的に取得を目指したい、バイク乗り憧れの免許でもあります。

でも皆さん「最初から大型二輪は無理だから、まずは中免(普通二輪免許)から取らないと!」と思っていませんか?

それは大きな勘違い!

運転免許なんでもQ&A管理人
 

実は大型二輪免許は、普通二輪免許(いわゆる中免)を取らずに、いきなり取得することが可能なんです。

ここではみなさんにいきなり大型二輪免許を取得することのメリットをご紹介します。

目次

大型二輪免許の取得について

大型二輪免許の適性条件について

まずは大型自動二輪の適性条件について紹介しておきたいと思います。

適正条件(大型二輪免許)

年齢・・・・・満18歳以上
視力・・・・・片目で0.3以上かつ両目で0.7以上
運動能力・・・四肢の運動能力が確認できること

ここでチェックしておきたいのは年齢条件についてです。普通二輪免許は16歳からの取得が可能なのに比べ、大型二輪免許は18歳にならないと取得できないため注意が必要ですね。

普通免許からいきなり大型二輪コース

いきなり大型二輪コース(普通免許持ち)の時限数は以下のようになります。

いきなり大型二輪コース

技能の規定時限:31時限
学科の規定時限:1時限
合計     :32時限

なんと技能の時間が31時限もあります。これは免許がない人が普通免許(AT限定)を取るコースと同じ時限数なんです。

いきなり大型二輪が大変なコースである事もこの時間数でもわかりますね。(まあバイク初心者が大型バイクに乗れるようになるコースですから当たり前と言えば当たり前ですね)

大型二輪(段階取得)の教習時限数

では次に
 
普通免許持ち→普通二輪免許→大型二輪免許
 
と段階を踏んで大型二輪免許を取得した場合の時限数をみてみましょう。
 
普通免許→普通二輪コース
  • 技能の規定時限:17時限
  • 学科の規定時限:1時限
普通二輪→大型二輪コース
  • 技能の規定時限:12時限
  • 学科の規定時限:0時限
となっています。これらを合計すると・・
 
普通→普通二輪→大型二輪の段階取得コース

技能の規定時限:29時限
学科の規定時限:1時限
合計     :30時限

という時限数になり、いきなり大型二輪コースに比べて2時限少ないという結果になりますね。

2時限分短ければ費用も安いだろうし、段階取得の方がいいってこと?

という訳ではありません。では次にいきなり大型二輪コースをおすすめする4つの理由についてお話しましょう。

いきなり大型二輪コースが良い4つの理由

理由その1:免許証の交付手続きが1回で済む

普通二輪→大型二輪と段階を踏んだ場合は、免許証の取得手続きは必ず次のような流れになります。

「大型二輪の段階取得」免許手続きの流れ
  1. 普通二輪のコースを卒業(自動車教習所)
  2. 普通二輪の免許証交付(免許試験場)
  3. 大型二輪のコースを卒業(自動車教習所)
  4. 大型二輪の免許証交付(免許試験場)

といった流れになります。免許試験場に「普通二輪」「大型二輪」でそれぞれ手続きに行く必要あるという事ですね。(合計2回行かないといけない)

免許試験は平日しか行っていないため、土日休みの人だとこれが意外と面倒です。有給を取得するなどして、2回免許試験場に行く羽目になってしまうからですね。

これがいきなり大型二輪コースの場合だと、

「いきなり大型二輪」
  1. 大型二輪のコースを卒業(自動車教習所)
  2. 大型二輪の免許証交付(免許試験場)
となり免許試験場に行く回数は一回で済みますね。
運転免許なんでもQ&A管理人

免許証を交付してもらうためだけに2度も会社を休むのは正直もったいないです。

理由その2:卒業検定が1回の受験でOK

いきなり大型二輪コース
大型二輪の卒業検定のみ
大型二輪の段階取得コース
普通二輪・大型二輪で
計2回の卒業検定

いきなり大型二輪コースでは、卒業検定が一度で済むというのも大きなメリットです。

段階取得コースの場合では2回の卒業検定を受ける必要が出てきます。テストの回数はやっぱり少ない方がいいですよね・・。

理由その3:「いきなり大型二輪」は免許証を見ればすぐわかる

実は運転免許証を見ると二輪の免許を

  • 段階取得(普通→普通二輪→大型二輪)
  • いきなり大型二輪(普通→大型二輪)

のどちらで取得したのかは一発でわかるようになっています。

段階取得コースの場合・・・

運転免許なんでもQ&A管理人

種類のところに「大自二」「普自二」の両方が記載されています。

いきなり大型二輪コースの場合・・・

運転免許なんでもQ&A管理人
 

こっちの免許証には「大自二」しか記載されていない!

これをちょっと気にする人が見れば

おっ、この人いきなり大型二輪を取得しているな!

とわかっちゃう訳です。ちょっと自慢ですね。

逆に「免許欄を埋めたい」という人には段階取得をおすすめします。

理由その4:教習所内で大型バイクに多く乗ることができる

いきなり大型二輪コースを選択した場合は、その技能教習時間のほとんどを大型バイクで行うことになります。

逆に段階取得を選んだ場合は、

  • 中型二輪での教習で17時限
  • 大型二輪での教習で12時限

となっているため、大型バイクに乗る回数が圧倒的に少なくなってしまうわけです。

運転免許なんでもQ&A管理人
 

どうせ大型バイクに乗るつもりなら、教習所の中で大型バイクに乗る回数が多い方がいいですよね。

大型二輪コースがある教習所を見つけよう!

ここまでみなさんには「いきなり大型二輪コース」のメリットをご紹介しましたが、実際にはこのコースが存在しない教習所もあります。

その理由としては

  • バイクを乗ったこともない人がいきなり取るのは難しい
  • 初心者に大型バイクをいきなり乗せるのは危険

などの考えで、いきなり大型二輪コースを設定しない教習所が多いようです。

しかし逆に、

  • いきなりの方が技能教習の回数が長いため、教えやすい
  • どうせ取得するならいきなりの方が教習生のためになる

といった考えの自動車教習所も多くあります。考え方は各教習所によって様々ですので、

運転免許なんでもQ&A管理人
 

通いたい教習所にいきなり大型二輪コースがあるかどうかは、HP等で確認してみましょう!

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