免許証の裏面に「普通二輪の取得日」が書いてある理由

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免許証の裏に「普自二」の取得年月日が書いてある

 

あれ、俺の免許証の裏に(普自二:平成◯年◯月◯日)って書いてあるけどなんでだろ?

と思った人がこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。実はこの裏の「普自二:◯年◯月◯日」は記載されている人、いない人がいます。そして意外と重要な事項だったりします。

今回はこの免許証の裏面にある普自二の理由について説明していきましょう。

裏面の「普自二の取得年月日」の条件と理由

「普自二」の理由は二人乗りがOKになる日にちの証明のため

免許証の裏面に「普自二」の取得年月日が記載されるのは、ズバリ二人乗りがいつから可能になるかを判断するためとなっています。

二輪の二人乗りの条件は

二輪の二人乗りの条件
  • 一般道路・・・免許取得から1年以上
  • 高速道路・・・免許取得から3年以上かつ20歳以上

※ここでいう免許は(大型二輪、普通二輪(小型限定含む))です。また都市高速の中には二人乗り禁止の区間もありますので注意しましょう。

この条件でわかりにくいのは普通二輪を取得し、すぐに大型二輪を取ったとしても上記の条件は変わらず、

あくまで初めて二輪免許を取って1年(高速なら3年)が必要

というところです。(詳しくは以下の記事も参考にして下さい)

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それでも普通に免許証を見ればわかるんじゃない?

と思った人もいるでしょう。実際にほとんどの人は免許証の左下の日付を見れば二輪の取得日はわかります。(二・小・原)と書かれた場所が取得日なので。

ただ実は免許証の表面ではわからない例外があるんです・・。

「普自二」の裏書きがある人の条件

前項で説明した免許証の表面だけでは、普自二や大自二の取得日がわからない例外、それは

原付免許をすでに取得している人です。というのも免許証の左下の免許取得日は

のように

  • 「二・小・原」
  • 「他」
  • 「二種」

の3項目しか存在せず、その分け方は

  • 「二・小・原」・・・二輪系の免許
  • 「他」    ・・・普通免許など四輪免許
  • 「二種」   ・・・二種免許

となっています。さらに、ここに記載されるのはあくまでその分類の最初に取った免許の取得日だけで、その後に追加になった免許は日付がわからないようになっています。ここまで言えばなんとなくわかるかもしれませんが、例をあげてみると

令和元年6月1日に原付免許、同7月1日に普通免許を取得した場合

  • 「二・小・原」・・・令和元年6月1日
  • 「他」    ・・・令和元年7月1日
  • 「二種」   ・・・記載なし

という表記になります。この人が仮に同8月1日に普通二輪を取得したとしても、この部分の表記は変わらず、

  • 「二・小・原」・・・令和元年6月1日
  • 「他」    ・・・令和元年7月1日
  • 「二種」   ・・・記載なし

のままとなってしまうのです。

この時に困るのが今回のネタである、「普通二輪免許の取得日がわからないから、免許証だけ見てもいつからで二人乗りできるかわからない」という状況が発生するんですね。

実際にはIC免許なので免許証のデータの中には二輪の取得日もバッチリ入っているのですが、免許証を見てわからないというのはやっぱり不便です。そこで

免許証の裏に(普自二:平成◯年◯月◯日)って書いてたら、いつから二人乗りができるかわかる。

ということになるのですね。

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