【平日は仕事】社会人が自動車学校に通うときに注意するポイント【働きながら】

自動車学校 注意 社会人 働きながら

この記事では「社会人が働きながら自動車学校で免許を取得する」際に注意しておきたいことについてまとめています。

  • 学生時代に免許を取る時間がなかった
  • 都会に住んでいたため免許が必要なかったけど、地方に転勤になった
  • 親や子供の送迎が必要になった

理由は様々ですが、仕事をしながら運転免許を取る人は少なくありません。

しかし、いざ自動車学校に通うことになっても、なかなか教習を受ける時間が取りづらいのが社会人のみなさん。

事前にポイントを押さえておけば、かなり楽に免許を取得できるかもしれません。

一緒に確認しておきましょう。

目次

社会人が自動車学校に通う前に注意しておきたいポイント

自動車学校の営業時間

通う予定の自動車学校の営業時間を必ず確認しましょう。その理由は、自動車学校はそれぞれ独立している会社(団体)のため、営業時間や休みについては全く違うからです。

例えば・・

A自動車学校
  • 年中無休
  • 営業時間 9:00~21:00
Bドライビングスクール
  • 週に2日休校
  • 営業時間 10:00~19:00

という2つの自動車学校があったらどうでしょうか?普通に通えばA自動車学校の方が間違いなく早く卒業できますよね。

時間に余裕のある人ならそこまで問題ありませんが、仕事帰りや休日のみで免許を取得しようと考える社会人では、

営業時間の差=卒業までの期間の差

となってしまうのでよく注意しておきましょう。

教習料金の安さだけで決めてしまうと、営業時間が原因で免許を取るのに非常に時間がかかってしまったということになりやすいです。

  •  仕事の終わる時間で受講可能な営業時間かどうかをチェックしておきましょう。

担当制or随時制

社会人におすすめなのは随時制を取っている自動車学校です。まずは担当制と随時制について説明しておきましょう。

担当制とは

運転の教習を最初から最後まで担当となる指導員(みきわめなどで例外あり)が全て教える制度。
同じ指導員となるため、教え方のバラつきがない。相性が合えば楽しく、相性が合わなければ教習が面白くなくなるのが特徴。

随時制とは

担当指導員が特に決まっておらず、毎回ランダムで指導員が変わる制度。
毎回「はじめまして」となってしまうので、人見知りの人は少しキツいかも。

このように担当制、随時制にはそれぞれ特徴があります。しかし最初に書いたように社会人の人には「随時制」を絶対におススメします。その理由は、

担当制では、教習生(自分)と担当の指導員の両方の都合の合ったところでしか教習ができないからです。つまり仕事などで都合がある教習生の場合、教習が進みにくいのです。

技能教習は基本的にマンツーマンで行われます。もし日曜の午前中に教習を受けたかったとして、担当指導員の受け持ち生徒に同じく日曜の午前中希望が3人いたとしましょう。

単純に希望の時間(日曜の午前中)に教習を受けられる確率は1/3となってしまいます。また社会人のほとんどは平日の夜間や日曜日などの希望が多く、時間帯が集中してしまいやすいため余計に教習を受けるタイミングが少なくなります。

  •  仕事をしている人で早めに免許が欲しい人は、担当指導員の決まっていない「随時制」がおススメ!

短期などのプランがあるか

自動車学校によっては、教習生の都合に合わせてスケジューリングをしてくれるプランを設定しているところがあります。

  • 短期取得プラン
  • 社会人プラン
  • おまかせプラン

など名前はいろいろありますが、自分に合ったプランを選択しましょう。オプション料金などの追加料金が必要なことが多いですが、卒業までの日程がわかるため仕事や他の用事との都合をつけやすいためおススメです。

プランならば担当制でも問題なし(進度は変わらないため)

  •  卒業までのスケジュールを決めておきたい人は「スケジュールプラン」がある自動車学校を選びましょう。

学科教習が受講可能な時間に行われているか?(普通免許)

免許を現在持っていない人が普通免許や二輪免許を取得する際には、26時限の学科教習を受ける必要があります。技能教習と比べ、受講人数に制限もないため受けやすいといえますが、学科教習には時間割が存在します。

それぞれの学科教習の種類によって1~26の番号の授業となっており、自動車学校によってその時間割は様々です。自分が受講を希望する時間に学科教習が行われていなければ、いくら受けたくても受けることができず、教習が進まなくなってしまいます。

  •  受講可能な時間帯の「学科教習の時間割」を事前に確認しておきましょう。

検定が土日に行われているか

免許を取るためには検定(試験)を受ける必要があります。自動車学校では、

  • 修了検定
  • 卒業検定

の2つが存在し、コースによっては両方受験する必要がありますし、どのコースでも卒業検定は必ず受験する必要があります。

そして注意点は、検定は原則昼間にしか行われていないという点です。

つまり社会人の場合には休みの日にしか検定は受けることができないということになります。となると、自分の休日の曜日にその自動車学校で検定が行われているかどうかというのを事前に確認しておく必要がでてきます。

これもチェックしていないと、検定の度に有給を使って受験する羽目になってしまうのでよく注意しておきましょう。

  •  検定は原則「仕事の休日」にしか受けられません。自分の休日に検定が実施されているか確認しておきましょう。

教習生の少ない閑散期を狙う

自動車学校には繁忙期と閑散期が存在します。

  • 繁忙期(教習生が多い)・・・・8月、2月、3月
  • 閑散期(教習生が少ない)・・・上記以外の時期

繁忙期は学生の夏休み時期と高校生の卒業前となっています。

自動車学校側としても閑散期に人を呼びたいという思いから、閑散期の方が料金が安かったり、サービスが充実していることが多いです。

また教習生が多い時期になると、どうしても卒業までの期間が長くなってしまいます。社会人が繁忙期に通うメリットは全くないので、できれば時期を外すようにしましょう。

  •  社会人が繁忙期(8月、2月、3月)に通うメリットはなし。よほどのことがない限りその時期は外したほうが幸せになります。

まとめ:社会人が普通免許を取るには2ヶ月程度は覚悟しておきましょう

ここでは社会人が自動車学校に通う場合のチェックポイントについてまとめてみました。実際に働きながら教習を進めていくのは、時間的には体力的にも大変です。

普通免許を取得するには法律上は2週間あれば可能です。しかしそれは毎日4、5時間は教習を受けることが前提となります。

仕事帰りに自動車学校に通っても、1時限もしくは2時限程度しか受けられないでしょう。そうすると結局普通免許を取得には2カ月程度かかると見ておいたほうが安心です。(毎日行けるわけではないですからね)

逆に「すぐに免許が必要!!」という人は自動車学校の短期プランや合宿免許など、最初から卒業までの予定が決まっているプランを活用した方がよいですね。

仕事やプライベートと両立するのは大変ですが、頑張りましょう。

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