「中型8t限定免許」を取りたい→今から取ることはできません。その理由と対応方法を詳しく解説

先輩や上司は、かなり大きな車も運転しているなぁ。よし俺も中型8t限定免許を取ってスキルアップだ!

と考えている人、非常に残念ですが2019年現在、新たに中型8t限定免許を取得することはできません。

ガッカリした人も多いかもしれませんが、この記事では

  • 中型8t限定免許を取ることができない理由
  • 中型8t限定免許を取りたい人は何の免許を取ればよいのか

についてまとめています。参考にされてくださいね。

目次

中型8t限定免許について

中型8t限定免許は「昔の普通免許」

中型8t限定免許とは、一言でいうとどんな免許なのでしょう。すごくシンプルにいうと、

昔の普通免許の名前が変わったもの

なんです。もう少し厳密にいうと平成19年6月1日までに取得した普通免許のことです。

中型免許が作られたときに、普通免許の運転できる車のサイズが変わったため、それまでの普通免許(中型8t限定)と新しい普通免許を区別するために作られた名前なんです。

あくまで昔の普通免許であるということをよく覚えておいてください。

ちょうどいい大きさ?の中型8t限定免許

では中型8t限定免許はどれくらいの大きさの車を運転することができるのでしょう。

中型8t限定免許で運転できる車のサイズ
  • 車両総重量・・・8t未満
  • 最大積載量・・・5t未満
  • 乗車定員・・・・10人以下(10人までOK)

となっています。これがじつにちょうどいいサイズなんです。

というのも、この中型8t限定免許でちょうど運転できるサイズの車両(4tトラック、4tユニック)が世の中には非常に多いのです。

4tトラックが運転できないと、仕事にならないよ!という場合も多いですね。

当時は普通免許と大型免許しかなく、普通免許で運転できるトラックをメーカーがこぞって作っていたのがこの「中型8t限定免許がちょうどいい」理由になります。

今の運転免許制度で、中型8t限定免許をとる方法はない

では本題になりますが、

今から中型8t限定免許を取りたいのだけど・・・。

という人たちには残念ですが、最初に説明したとおり今から新たに中型8t限定免許を取ることは法令上できません。

何度もいいますが、この中型8t限定免許というものはあくまで過去の普通免許だからです。

2019年現在での四輪の運転免許(サイズ別)は

四輪の運転免許一覧(けん引などの特殊免許を除く)
  • 普通免許
  • 準中型免許
  • 中型免許
  • 大型免許

しか存在しません。

なので、今から新たに運転免許を取るのはこの4つのいずれかを取る方法しかないのです。

中型8t限定をとりたい人は何の免許をとればよい?

中型8t限定に近い免許は「中型免許か準中型免許」

では中型8t限定免許を取得したいと考えている人は、どの大きさの免許を取ればよいのでしょう。その答えは、

中型免許か準中型免許

となります。なぜならこの2つの免許の中間の免許が中型8t限定免許だからなんです。

まずは準中型免許と中型8t限定免許について比べてみましょう。

中型8t限定免許
  • 車両総重量・・・8t未満
  • 最大積載量・・・5t未満
  • 乗車定員・・・・10人以下
準中型免許
  • 車両総重量・・・7.5t未満
  • 最大積載量・・・4.5t未満
  • 乗車定員・・・・10人以下

となっています。

えっ!ほとんど一緒じゃない?これなら準中型免許を取ればいいじゃん!

と思った人は多いのではないでしょうか?

そうなんです、この二つの免許は乗車定員は同じ10人ですし、他の車両総重量などの条件も0.5tずつしか変わりません。

ただ・・、この0.5tの差が厄介なのです。上記でも説明したちょうどいいサイズの4tトラック、この準中型免許で運転できそうな気がしますが、実はほぼできません。

というのも、4tトラックや4tユニックと呼ばれる車両のほとんどは車両総重量が7.9tなどの中型8t限定免許でギリギリ運転できるサイズで作られているのです。

4tトラックを運転したいと考えている人は、準中型免許ではほぼ運転できないため注意しましょう。

では次に中型免許と中型8t限定免許について比べてみましょう。

中型8t限定免許
  • 車両総重量・・・8t未満
  • 最大積載量・・・5t未満
  • 乗車定員・・・・10人以下
中型免許
  • 車両総重量・・・11t未満
  • 最大積載量・・・6.5t未満
  • 乗車定員・・・・29人以下

となっています。中型免許はどの数字も中型8t限定よりもかなり大きくなっていますね。

この中での特に大きな違いとなっているのは、乗車定員が増えているということです。中型8t限定免許では10人乗りまでしか運転できなかったのが、29人乗りの車が運転できるようになっています。

このことにより、中型8t限定免許では運転することのできなかった

  • 保育園・高齢者施設などの送迎バス
  • 部活動やサークルなど大人数で移動するレンタカー

などを運転することができるようになります。

トラックドライバーになりたいなぁ。

という人でなくても、中型免許をとる人が多い理由はこれになります。

運転する予定の車両の大きさでとる免許を決めましょう。

この記事では、今から新たに中型8t限定免許をとることはできない理由についてまとめてみました。

今から取れる中型8t限定免許に「近い」免許は、中型免許か準中型免許のどちらかとなります。

このどちらを取るのかを迷った時は、運転する必要のある車両で決めるようにしましょう。(このときのコツは準中型→中型の順番で調べることです、準中型免許でOKならば費用が安く済みますからね)

準中型・中型・大型免許のどれを取ればよいのかを調べる流れ
  • 手順1
    まず準中型免許で運転できるか調べる

    ・2tや3tのトラックが運転したい。

    ・ゴミ収集車が乗りたい。

    ・コンビニなどの保冷車が運転したい。

    というような人→ 準中型免許を取得する

  • 手順2
    中型免許で運転できるか調べる

    ・4tトラック以上に乗らないといけない。

    ・15人乗りなどのマイクロバスを運転したい。

    ・幼稚園の送迎などの仕事がしたい。

    というような人→ 中型免許を取得する

  • 手順3
    中型免許でダメなら大型免許を取得する

    中型免許で運転できない大きさの車ならば大型免許を取得する

と考えましょう。(上記はあくまで目安なので、実際には運転する予定の車両の大きさをよく確認してから決定してください)

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 現在でも中型8tが全く取れないわけではありません。その方法は「失効再取得」。新規で取ることが出来ないのは変わりませんが。
    中型8t仮免許というのも存在します。

    • 匿名様

      よくご存じでいらっしゃいますね。確かに失効後半年以内の再取得なら中型8t限定を取ることは可能ですね。ここでは「今から新規に取る」ということをメインに書いていますので割愛していました。
      また中型8t仮免許は失効後半年~1年以内で取得できますが、その後の免許証は結局「準中型免許」「普通免許」の2パターンになり、中型8t免許が得られるわけではないためここでは書いていません。

      準中型が出てきて余計に複雑になってますね・・。

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