【新型コロナ】自動車学校関連の期限延長についてわかりやすく

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、緊急事態宣言が出された都道府県では多くの自動車学校が営業を自粛を開始しています。

ほとんどの自動車学校が5/6のGWまで自粛するようになっています。期間としては約3週間～1か月程度が多いようです。

★臨時休業のお知らせ

政府からの「緊急事態宣言」の発令を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当社ではお客様と従業員の健康と安全を守るため感染防止を最優先に考え、4月11日（土）から5月6日（水）まで臨時休業いたします。 ご予約をお持ちのお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 なお営業再開につきましては、今後の状況変化により延長せざるを得ない場合もございますので、予めご承知いただきますようお願いいたします。 詳しくはホームページ・メールにて逐次ご案内いたします。

※　コヤマドライビングスクール公式より

臨時休校

4月18日（土）～5月6日（水）

福岡県知事の休業要請を受け、新型コロナウイルス感染拡大防止のため南福岡自動車学校ではお客様の健康と安全を第一に考え、臨時休校とさせていただきます。（行政の指示により臨時休校の期間が延長される場合がございます。）

※　南福岡自動車学校公式より

そんな中、通っている教習生が一番気にしなければならないのは自動車学校の期限です。というのも自動車学校では、

• 教習期限
• 仮免許証有効期限
• 検定期限

などの様々な期限が存在するため、たとえ緊急事態宣言の休業期間が1か月弱だとしても、期限ギリギリの人にとっては「期限が切れてしまうかも・・」となりかねません。

※自動車学校の各期限については下記の記事で詳しく説明しています。合わせてご確認ください。

自動車学校関係の「期限延長」について

4/13に自動車学校関係の期限延長について、警察庁から通知がなされました。その内容は次のようになります。

1.卒業証明書の延長

自動車学校を卒業すると、技能試験を免除するための書類として

• 卒業証明書（有効期限1年）
• 技能審査合格証明書（有効期限3ヶ月）

のどちらかが交付されます。この有効期限を延長できるという措置になります。

手続き方法や申請先は次のようになります。

申請先	免許試験場
いつまで	期限が切れる日までに申請が必要
申請に必要なもの	・申請書 ・卒業証明書など
延長される期間	緊急事態措置を実施する期間を追加

2.仮免許証の延長

仮免許試験に合格されると発行される仮免許証。

• 仮免許証の有効期限（6か月）

となっており、自動車学校の期限より早く切れる場合が多いです。

手続き方法や申請先は次のようになります。

申請先	免許試験場
いつまで	期限が切れる日までに申請が必要
申請に必要なもの	・申請書 ・仮免許証
延長される期間	緊急事態措置を実施する期間を追加

手続き先はやはり、免許試験場としている県が多いようです。

ただ卒業証明書と違い、仮免許証は自動車学校に通っている期間中に必要な場合が多いです。そのため代理申請を自動車学校が行えるようにしている可能性は高いです。

3.教習期限の延長

自動車学校には、教習を開始してから修了するまでの期限が存在します。それが

• 教習期限（9か月）　※車種によっては3カ月

となります。こちらの期限はかなり長く設定されていますが、もともと期限ギリギリだった人など、状況によってはこのコロナウイルスの関係で期限が切れる恐れがある人も出てくるでしょう。

この期限の延長については原則、個人の手続きが必要にはなっていません。

通っている自動車学校の休業期間がそのまま延長される期間として認められるようです。

自動車学校関連の期限延長についてわかりやすく　まとめ

ここでは新型コロナウイルスの影響による、自動車学校関連の期限延長についてまとめてみました。

コロナウイルスに関して、かなり情報は流動的になっています。情報は変わる可能性がありますので、よく注意してください。

また都道府県によって、申請方法や必要書類は変わってきます。事前によく確認しましょう。