【強制加入】免許を取りに行ったときの「交通安全協会費」とは【拒否?】

目次

交通安全協会費とは?

免許取得や更新の際に勧誘される「交通安全協会への加入」

運転免許の取得や更新の際に、交通安全協会の加入をお願いされるようになっています。皆さんは交通安全協会の正体も知らないまま、なんとなく免許更新の一環として流れで加入していませんか?

この交通安全協会費を支払った人は、次の免許更新のときまで協会の会員となります。そして支払ったお金は交通安全協会の活動費用に充てられるわけですね。

交通安全協会費の金額ですが、

1年につき300〜500円(県によって異なります)となっていますので、免許更新の期間によって

3年の人:1,500円程度

5年の人:2,500円程度

となっています。そんなに大きい金額ではありませんが、何も知らないまま支払うのはもったいないですね。

そもそも交通安全協会とは?

そもそも交通安全協会とはどういったものなのでしょうか?

交通安全協会は現在、警察の組織ではなく一般財団法人等の形をとっています。ですので職員も公務員とはなっていません。ただ実際には警察OBが職員になっているパターンが殆どのようです。

一番大きな規模でいえば全国規模の全日本交通安全協会があり、県ごとにもそれぞれ交通安全協会があります。(東京都交通安全協会など)

事業としては

  1. 適正な交通の方法、交通事故防止その他道路における交通の安全に関する事項についての広報活動
  2. 適正な交通方法、交通事故防止その他道路における交通の安全についての啓発活動
  3. 交通事故に関する相談
  4. 道路における適正な車両の駐車及び道路の使用についての啓発活動
  5. 警察署長の委託を受けて道路交通法第77条1項(道路の使用の許可)の規定による許可に関し、道路又は交通の状況についての調査
  6. 運転適性指導
  7. 道路における交通の安全と円滑に資するための民間の自主的な組織活動についての支援
  8. 地域交通安全活動推進委員に対する研修
  9. 地域交通安全活動推進委員協議会の事務についての連絡調整

※一般財団法人 東京都交通安全協会HPより引用

というような事をおこなっているようです。私達の身近なところでいえば、

  1. 交通安全のポスター
  2. 免許更新時の教科書
  3. 交通安全グッズ
  4. 交通安全週間の際ののぼり

などを作っているのも交通安全協会のようです。

また県によっては自動車教習所を運営している交通安全協会もあります。

運転免許なんでもQ&A管理人
運転免許なんでもQ&A管理人

最近では自転車の事故も増えたことにより、自転車保険などの加入推進も行っているようですよ。

加入は任意で拒否することもできます。

ここで本題に戻りますが、交通安全協会への加入はあくまで任意となります。

免許更新などの流れで自然に加入しがちですので、事前に自分が交通安全協会に入るかどうかはしっかりと決めておきましょう。

加入する特典・メリットはあるの?

では交通安全協会に加入するメリットはあるのでしょうか?

県によって違いはありますが、協会に入った時の特典としては

  1. 交通安全視聴機材のレンタル
  2. チャイルドシートのレンタル
  3. 協賛店の割引制度

などが挙げられます。

ただ一般人が本当に利用できそうなのは2のチャイルドシートのレンタルくらいでしょうか。それ以外はあまり実用的とはいえない内容です。

じゃあ入る意味じゃん!やーめた!

という声が聞こえてきそうですね。

ただちょっと待ってください。交通安全協会が事故防止活動などを行なっているのも事実です。

  1. 自転車教室
  2. 登下校の見守りの旗振り講習
  3. 安全講師の派遣
  4. 運転適性指導
  5. 高齢者に対する安全教育

などその活動は多岐に渡っています。ただこの取り組みのレベルは県によって全く異なります。

自分の県の交通安全協会の活動をみてから加入するかどうかを考えてみてもいいのではないでしょうか。

◯◯県 交通安全協会

で検索をしてみるとHPが確認できますので試してみてくださいね。

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