自動車学校で普通免許の仮免許試験に落ちた場合にかかる費用や時間について説明しています。
仮免許試験について
仮免許試験は以下の3つの試験になっています。
仮免許試験の日の一般的な流れは以下のようになっています。
- Step1修了検定
検定コースの説明→検定の実施→合格発表と進んでいきます。
- Step2適性試験
視力検査などを行います。
- Step3仮免許学科試験
修了検定の合格者のみが仮免許学科試験を受けることができます。
- Step4仮免許の取得
警察署で仮免許が発行されます。土日祝の試験の場合は発行は後日となります。
適性試験
視力検査を含む等の適性試験です。入校時に同じ内容の適性テストを行っているため、あまり気にする必要はありません。
ただ入校時と比べて視力が極端に下がったり、眼鏡を忘れたりすると不合格の場合があるので注意しましょう。
修了検定
自動車学校のコース内で行う運転の試験になります。減点方式で70点以上が合格です(満点は100点)時間としては15分程度となっています。
仮免許学科試験
二者択一式の問題で50問となっています。90%が合格点のため、50問中45問に正解する必要があります。試験の実施時間は30分となっています。
問題自体の難易度は高くありませんが、ボーダーラインが高いため十分に勉強していく必要があります。
仮免許試験のキホンについては以上となります。ここからは修了検定、仮免許学科試験に不合格になった場合について説明していきます。
仮免許試験の実技(修了検定)に不合格になった場合
修了検定(運転のテスト)で不合格になった場合、すぐに受け直せる訳ではありません。必ず1時限以上の補修教習を行う必要があります。また修了検定も毎日実施している訳ではありません。よって
- 費用・・・補修教習1時限+再検定料が発生する。自動車学校によって異なるが、合わせて10,000円以上かかる場合が多い。
- 期間・・・必ず後日の受験になる。補修教習と検定日によっては1週間程度延びる可能性も。
仮免許試験の学科試験に不合格になった場合
仮免許学科試験に不合格になった場合は、仮免許学科試験を受け直す必要があります。注意しておきたいのは以下の点となります。
- 費用・・・追試料として1,700円がそのたびに発生します。
- 再試験日・・・修了検定がある日に受け直すことが可能です。
- 期限・・・修了検定合格後に、学科試験を受験できる期限は3ヶ月となっています。それを超えると再度修了検定を受ける必要が出てきます。
補足:仮免許試験に落ちても2段階の学科は受講できる?!
仮免許試験に不合格となった場合、合格するまでは全く何もできないという訳ではありません。不合格(修了検定、学科試験問わず)の状態でも、2段階の学科教習は受講することが可能です。
教習生が多い時期などは、学科教習だけでも先行して受けておくとその後の教習がスムーズに進むかもしれません。
コメント