自動車学校に入るには「住民票」が必要?
自動車学校に住民票が必要な理由
自動車学校に入校するためには、添付書類として住民票を準備するようになっています。
なんで住民票がいるの~?
と思われる人もいるかもしれませんね。ではその理由を説明しましょう。
自動車学校では教習原簿、仮免許証、卒業証明書などたくさんの書類を作成します。
この教習原簿などに自動車学校が登録していく個人情報が、最終的にそのまま免許証の情報となっていくわけです。そしてこの個人情報の元となるものが住民票になるわけなんですね。
ちなみに住民票の個人情報の中で自動車学校が使うものは、
この中で本籍地の情報以外は、住民票を取得する際に何もしなくても記載されます。しかし本籍地に関しては、基本的にチェックを入れないと省略されてしまいますので注意しましょう。
住民票をとる際には、本籍地を入れるのを忘れないようにしましょう。
自動車学校での住民票の取り扱いQ&A
自動車学校での住民票について、よくある質問をまとめてみました。
Q、住民票は世帯全員(家族入り)のものではダメですか?
住民票は教習生本人のみのものが望ましいです。自動車学校によっては取り直しをお願いされる場合もあります。
理由は色々考えられますが、一番は個人情報保護と思われます。世帯全員(家族入り)の住民票の場合は家族みんなの個人情報が入っているため、自動車学校側からすると不要な個人情報となります。必要ない個人情報は持つのは望ましくないということでしょうね。
Q、住民票はマイナンバーが入っていてはダメですか?
自動車学校ではマイナンバーを使用することはありません。
使用することがない情報、特にマイナンバーは重要な個人情報となるため、自動車学校としては、マイナンバーなしの住民票を求める場合が多いでしょう。
ちなみに東京の免許試験場での受験する場合の住民票は
マイナンバー(個人番号)が記載されていない住民票を提出(コピー不可)
マイナンバー(個人番号)が記載された住民票を持参された場合、サインペン等でマイナンバー(個人番号)記載部分をマスキングしていただきます
※警視庁HPより
となっています。マイナンバー入りの住民票を持って行くと、その場で消す必要があるということです。やはりマイナンバーなしの住民票を準備するのが一番ですね。
自動車学校でもマイナンバー部分をマスキングする対応をする場合があります。
Q、自動車学校に提出した住民票は返ってきますか?
申し込み時に提出した住民票は基本的に返却されます。
自動車学校では書類(教習原簿、仮免許証など)を作成するために住民票を使用しますが、卒業後に運転試験場に行く際にはやはり住民票が必要となっています。
その運転試験場で手間取ることがないように、自動車学校では卒業の際に卒業証明書と一緒に住民票を返却するようにしている場合がほとんどのようです。
ですので住民票を「自動車学校用」「免許試験用」とで2枚取得する必要はありません。
返却されるか不安な場合は通っている自動車学校に問い合わせてみて下さいね。
Q、住民票の有効期限は?どれくらい前に取得したものならいいの?
自動車学校での住民票の有効期限は特に決まっていないようです。
しかし自動車学校の規則として6ヶ月以内の住民票を求める、という場合が多いため、やはり入校直近で住民票を取得するのが無難といえます。
Q、通ってる最中に住所が変わったらどうすればいい?
- 引っ越しして住所が変わった
- 結婚して氏名が変わった
- 本籍地が変わった
自動車学校に通っている最中に、上記のような記載事項の変更があった場合には、すぐにそれがわかる住民票を再度取り直して自動車学校に連絡しましょう。
自動車学校では全ての書類を住民票の情報で作成しています。記載事項が変更になった場合は速やかにその書類の内容を変更する必要があるんですね。
Q、免許証を持っているのに住民票がいるの?
自動車学校に通う際にすでに免許証を持っている人は、基本的には住民票は必要ないと思ってください。個人情報は免許証に載っているため、それをもとにすることができるからです。
ただし現行の免許証には「本籍地」の記載がありません。そのため大型・中型・準中型・普通などの仮免許証があるものについては、免許証をすでに持っていたとしても本籍地の証明をするために住民票が必要になる場合があります。
コメント
コメント一覧 (1件)
マイマイスクールは住民票の返却をしてくれませんでしたよ。