知らなきゃ損。高速を乗り降り自由なNEXCOの周遊パス【東日本編】

高速料金の定額1,000円の時代は遥か昔・・。もう高速道路は普通に乗るしかないと思っていました。しかし実はひっそりとETCの割引プランは存在したのです。

その割引がNEXCOが行っている周遊パスという制度。免許をお持ちの方には非常におトクなこの割引制度について詳しく紹介していきますね。

周遊パス事前に申し込むことで限定した地域の高速道路を乗り降り自由になるパス。2日間〜1週間ほどの期間のものがあります。
この周遊パスは全国で統一のものもあったり、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本のそれぞれ独自で行っているものもあります。自分の旅行プランにあったものを探してみるのも楽しそうです。では現在(平成30年秋)の時点での周遊パスをみていきましょう。

全国で実施されている周遊パス

二輪車限定ツーリングプラン

ツーリング需要を喚起することにより、 各地に広がる観光地やツーリングスポットの活性化、高速道路の利用促進を図ることを目的に、ETC搭載の二輪車を対象に期間限定で実施するもので、最大2日間(一部コースは最大3日間)、対象エリアの高速道路が定額で乗り降り自由となる割引企画商品です。

※画像と文章はドラぷらより引用

全国で13コースの設定をされたこの二輪専用プラン。バイク乗りなら知らなきゃ損でしょう。

首都圏エリア①関越道・上信越道・中央道コース・・・2日間(4,000円)
②東北道・常盤道・磐越道コース・・・3日間(5,000円)
③東関東道・館山道・常磐道コース・・・2日間(3,000円)
④首都圏 東名・中央道コース・・・2日間(3,000円)
中京圏エリア①中京圏 東名・中央道コース・・・2日間(3,500円)
②伊勢道コース・・・2日間(3,000円)
③東海北陸道・北陸道コース・・・2日間(3,000円)
関西エリア①名神・北陸道・京都縦貫道コース・・・2日間(3,000円)
②舞鶴若狭道・中国道・山陽道コース・・・2日間(3,000円)
③阪和道コース・・・2日間(2,500円)
九州エリア①熊本・佐賀・長崎コース・・・2日間(3,000円)
②熊本・大分・福岡コース・・・2日間(3,000円)
③熊本・宮崎・鹿児島コース・・・2日間(3,500円)

 

バイクの方には全国で実施されているETC割引があるのです。バイク乗りは遠くまで行くイメージが強いからかもしれませんね。

ではここからはNEXCO東日本が実施している周遊パスをご紹介していきます。NEXCO東日本ではこの周遊パスのことを「ドラ割」という呼び方にしているようです。もしネットで検索をかける時にはドラ割でされたら一発で見つかりますよ〜。

NEXCO東日本が実施している周遊パス

北海道観光フリーパス

※画像はドラぷらより引用

北海道での乗り放題プラン。素晴らしい。日数などで3種類のプランが存在します。

夏トクプラン・・・土日を含む連続最大3日間の乗り放題プラン普通車7,900円、軽自動車6,300円
ゆったりプラン・・・4〜6日間の乗り放題プラン4日間 普通車10,500円、軽自動車8,000円
5日間 普通車11,500円、軽自動車9,000円
6日間 普通車12,500円、軽自動車10,000円
フェリー限定プラン・・・本州から車でフェリーに乗ってくる方限定プラン7日間 普通車13,400円、軽自動車10,700円

14日間 普通車19,200円、軽自動車15,400円
これらのプランはあくまでNEXCO東日本が管理している高速道路での適用となるためご注意下さいね。またプランを利用することでフェリーが特別料金(安くなる方)になったり、ホテルが割引料金になったりと様々な特典があるのも魅力的です。

東北観光フリーパス

※画像はドラぷらより引用

名前の通り東北地方を巡るための周遊パスとなっています。お盆などのピーク時は対象外となってはいるものの、レンタカーなどで観光するには非常におトクなフリーパスになっていますね。

実際には観光したい地域で3つのコースが設定されており、

  • 東北6県周遊プラン
  • 北東北周遊プラン
  • 南東北周遊プラン

となっています。楽しみたい県と地域から自分にあったプランを選択できるのが魅力的ですね。またこのプランは全て2〜3日間となっています。

※画像はドラぷらより引用

信州めぐりフリーパス

※画像はドラぷらより引用

長野県内(信州)の高速が乗り放題となるフリーパスです。このフリーパスは周遊パスと出発プランの2パターンがあるため、出発地域の対象となる人は余計におトクになっちゃいます。うらやましい・・。ではここで周遊パスと出発プランの違いについてもご紹介しておきます。

周遊パスとは対象となる地域の高速道路が乗り放題となるプラン。その地域までは飛行機やフェリーなどで行くため(もちろんマイカーでもOK)当然その移動費用はプラスαとなる
出発プランとは周遊パス+出発地からの往復代金がセットとなったプラン。地元が対象地域となっていれば、周遊パスの場所までの往復分の高速道路も合わせた定額料金となるため非常におトクとなっています。
この信州めぐりフリーパスでは
  • 首都圏出発プラン
  • 名古屋出発プラン
  • 周遊プラン

の3つが設定されています。

・首都圏出発プラン

利用期間 普通車 軽自動車等
連続する最大2日間 8,500円 6,500円
連続する最大3日間 9,500円 7,500円

 

・名古屋出発プラン

利用期間 普通車 軽自動車等
連続する最大2日間 9,500円 7,500円
連続する最大3日間 10,500円 8,500円

・長野周遊プラン

利用期間 普通車 軽自動車等
連続する最大2日間 5,500円 4,500円

となっているため、特に首都圏や名古屋から遊びに出かける人にとっては非常におトクなプランとなっていますね。さらに移動中のSAやPAでの割引優待や、場所によっては駐車場無料などの特典もついていたりしますので要チェック!

新潟観光ドライブパス

※画像はドラぷらより引用

こちらは新潟県内の周遊パスのプランとなっています。このプランでは

  • 新潟・北信濃・会津 周遊プラン

  • 新潟周遊プラン

  • 大地の芸術祭 往復プラン(すでに完売しています)

の3つが設定をされていますね。

新潟・北信濃・会津 周遊プラン・・該当エリアの周遊プラン。2日間と3日間が選べます。

利用期間 普通車 軽自動車等
連続する最大2日間 5,700円 4,500円
連続する最大3日間 7,500円 6,000円

 

新潟周遊プラン・・首都圏、川越-花園、福井-白山、金沢西-小杉、富山西-朝日発着エリアから新潟県内の周遊エリアとの1往復+周遊エリア内乗り放題(最大3日間)なプラン。出発プランですね。

プラン 普通車 軽自動車等
川越ー花園発着 9,800円 7,800円
首都圏発着 10,800円 8,600円
福井ー白山発着 12,000円 9,600円
金沢西ー小杉発着 9,700円 7,700円
富山西ー朝日発着 7,500円 6,000円

大地の芸術祭 往復プラン

こちらはすでに完売(平成30年10月15日時点)しているため詳しくは触れませんが、3年に一度開催される大地の芸術祭の最寄りインターへの往復プランとなっています。

他の周遊プランとは異なっていて、往復のみの金額設定となっています。車でも来場を見込める大きなイベントならば、こういった高速道路のプランがあれば行きやすく感じますね。

まとめ

みなさんが使ってみたいETC周遊割引はありましたか?

事前に申し込みが必要だったり、出発地や周遊場所を間違えられないなどのちょっとわかりにくい点もありますが使えばメリットの高い周遊パス。

また期間限定の周遊パスも多く存在するため、遠出の予定を立てる前にはチェックしてみてくださね。

NEXCO東日本の「ドラ割」はこちらから

 

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