夏休みに普通免許を取りたい学生は多い。
大学生活やアルバイトでなかなか忙しく、教習所に通っている暇なんてないよ!
ということで、夏休み中に合宿免許や地元の教習所で運転免許を取りたい学生さんは多いですね。
でもちょっと気をつけてください。みなさんは住所を地元のままにしていますか?それとも大学のアパートの住所にきちんと移していますか?
教習所は日本全国どこでも通うことができますが、最後の免許試験(学科試験)は住所のある県でしか受けることができませんよ。
免許試験は「住所地」の県でしか受験できない
では警視庁(東京都)の免許試験案内を見てみましょう。
受験資格
- 18歳以上の方。
- 住所が東京都の方。
- 視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。一眼の視力が0.3に満たない方若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。
と書かれています。ここで重要なのが、「住所が東京都の方」というところです。これはどういうことなのでしょうか?
住民票の住所が東京都の人って意味です。
免許試験に必要な書類には「本籍の入った住民票」があります。この住民票をおいてある県でしか免許試験は受けることができないんですね。
住民票の住所でしか受験できないことによるトラブル
地元の教習所で帰省ギリギリまで卒業できなかった。
夏休み期間は一般的には1ヶ月〜2ヶ月程度です。合宿免許なら2週間程度あれば普通免許の卒業は可能ですが、通学制の教習所ではギリギリになってしまう可能性があります。
試験や補習の程度によっては、教習所の卒業には間に合ってもその次の日には大学に戻らないといけないほどギリギリになってしまう場合も。
その時に「地元に住民票を残したまま」だと、最後の免許試験が受けられないことも。
具体的な例でいうと
せっかく夏休みを利用して教習所を卒業したのに免許が取れていない、という悲しい状態になってしまうのです。
では、この場合はどういった対処をすればいいのでしょうか?
免許試験が住所で受けられない場合の対処方法
次の帰省まで諦める・・。
教習所の卒業証明書の有効期限は1年間となります。
つまり夏休みに教習所を卒業した学生さんは次の夏休みまでは、免許試験を受けにいくことが可能なのですね。
すぐすぐに車を運転する機会がないよ、という人は次の帰省まで免許取得を待っていても良いかもしれません。
運転免許を取るタイミングで住所変更する
先ほどの具体例(福岡地元、東京の大学)の人の例であげると、単純に東京都に住所を移してしまえばいいという解決方法もあります。
色々な理由があって住所を大学先に移していないのだと思いますが、免許取得をいい機会に一度住所変更して見ても良いのではないでしょうか?
そうすればすぐにでも東京で免許試験を受けることが可能です。
究極、すぐに地元に住所を戻せば良いわけですから。
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